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第1話 【回想編その1】アリアバードの裁縫師(見習い)
《1147年/--/--/-- 錬磨21才》

俺の名前は天樹錬磨。(あまぎれんま)
少年期をカルガレオンで暮らし、アリアバードへ渡った裁縫師だ。
小さい頃は鍛冶師を目指していたと思う。
だが19歳のある日、あの事件が起こった事がきっかけで、俺は裁縫師の道を進む決意をした。何が起こったかって?まぁその話はまた別の機会にすることにしよう。大した話でもないんだがな。



ともかく、裁縫師を目指すと決めた俺は、まずどの国で修行するかを考えた。
この樹上世界には現在三つの国が存在している。
一つは俺がガキの頃から暮らしていたカルガレオン国。ここは武王カエサリウスが支配する国だ。元はアリアバードに属する騎士団だったらしいが、まぁ色々あって現在では独立した一国家となっている。典型的な軍事国家でもあり、武具作成に力を入れているのが特徴だ。まぁこういう特色のある国だったからこそ、俺もガキの頃は鍛冶師を目指していたわけだが。
二つ目はアムリタ女王が治めるアリアバード王国。ここはかつて地上世界で暮らしていたときの技術を最も多く残す国だ。魔法と文化の国と呼ばれ、歴史と伝統を重んじる風習があり、魔法技術と裁縫技術が特色のような国だ。俺は正直魔法については詳しいことはほとんど知らない。だが裁縫師を目指す者たちにとっても登竜門と言える国でもある。
三つ目は英雄王ボーダーが統治する国、国の名もボーダーという。かつてこの地には凶悪な竜により支配された魔境だった。そこに現れた英雄王は、6人の仲間と共にその根源を排除し、この地に国を作った。たった7人で竜を倒しちまうなんて凄い奴も居たもんだな。まぁそういう逸話がある国だから、この地に訪れる冒険者の数は多い。また冒険者と同じくらい行商人が立ち寄る国でもある。国柄は自由の一言につきる。

   ◆◇◆

アリアバードへ移住してから2年、裁縫師としての修行に明け暮れ、成人したことをきっかけにアリアバード国に仕官することに決めた。
俺は意気揚々とアリアバード城へ赴き仕官の旨を伝えた。
俺は自分の腕に多少の自信を持っていた。この腕なら仕官しても十分やっていけると確信していた。
だがここの女王様は恐ろしい条件を俺に突きつけてきやがったんだ。

暴言の女王

女王
 「このアリアバードは、魔法の発展を重視する国です。
  過去沢山の優秀な真言術師を世に送り出してきました。
  そしてこれからもそれは変わることは無いでしょう。
  アリアバードに仕官したいのならば、魔法の基礎知識を習得し
  もう一度出直しなさい。」


俺は正直愕然とした。いままで裁縫師としての修行ばかりで、魔法使いとしての知識などまったくといっていいほど無い。
そんな俺に魔法を覚えてから出直せと言い放ちやがったんだ、この女王様は。
しばらくその場で呆然としていた俺は、その後の女王様の言葉を聞いている余裕はなかった。


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テーマ:新ベルアイル - ジャンル:オンラインゲーム

ベルアイル | 01:00:17 | Trackback(0) | Comments(0)
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